踊れ!モーニングカレー@日本武道館
武道館の門をくぐり、これでもう正々堂々と吉澤ひとみファンでいられる! と思ったら安心して泣きそうになった。Tシャツを買って着替える。二階西側最前列。周りにはTシャツの人がいなくて、サイリウムも持っていなくて、私ひとりオタクみたいだった。二時を十分ほど過ぎて開演。
セットリストを見ずに行ったから、純粋に喜んだり驚いたりしていた。
デビュー曲ではヤイヤイ言ってるだけの可愛かったよっすぃ〜が、本当に大人になっちゃった。
- TOP!
だって、一番に名前を呼ばれるし。
- MC
早稲田で講義をした話をして、「武道館に自慢しちゃった☆」と笑うよっすぃ〜の可愛いこと! 亀井・道重の若さをも簡単に飛び越える可愛さ。「スポーツは楽しいよ!」って何度も言っていた。「見ためとか、楽できそうとか、そういう部分じゃなくて」
足の筋肉の美しさがすべてを物語っている。
- 声
は、ガキさんのソロパートも欲しかった。*1歌う愛ちゃんの横で幸せそうに踊っていたけれど。五期は二人になったんだな、と二人が並ぶたびに思った。
- シャボン玉
はもう……。これでもか、というくらいずっとよっすぃ〜の声だけが聞こえた。贅沢すぎる時間。よっすぃ〜が亀井さんを蹴ったり! キャー!
ただ、実を言えばもう少し亀井さんにも歌って欲しかった。よっすぃ〜がちょっと苦しそうだった。亀井さんはすごく歌がうまくなっていて、ヒステリ女の語りだけじゃもったいなかったよ。せめて
を全部歌ってもらいたかったなあ。
- HOW DO YOU LIKE JAPAN?
ガキさんかっこいい。よっすぃ〜がたくさん歌っていて、うれしい。
- いきまっしょい!
よっすぃ〜の「やめらんない恋愛大全集」から始まる。「あの子の人気のひ・け・つ」と歌うよっすぃ〜は梨華ちゃんを当時どう見ていたのかな、「どうやったらあんな風に」と歌うガキさんは本当にあこがれていただろうけど、とか、紺野は「安心したい」が全然歌えなかったな、とか、いろいろ思いだした。中盤の「もーにんぐむすーめー」はやっぱりよっすぃ〜が引き継いで。小春ちゃんの「いきまっしょい」はすごく力強かった。
最後、東側の階段でひとり拳を振りあげていたよっすぃ〜は、駆けおりてきて転んだ。はっとして思わずオペラグラスから目を離してしまった。もう一度覗くと、ちょっと呆然とした顔をして、座ったまま「最後にもういっちょいきまっしょい!」を終え、さっと舞台裏に去った。ショックな顔を見たことがショックだった。次が
- 色っぽい じれったい
なものだから、ずっと沈鬱な顔をしているし。
で、やっと笑顔が戻ってきて、ほっとした。転んだりするのにはきっと慣れている(何度も経験がある)はずだけど、心配で仕方ない。
娘。たちは麻琴を思いだしている? そういう思い入れは排除してどんどん進むしかないのかな? 「少しだけどこの私も一部だわ」って、全員が歌うしかないようなモーニング娘。というもの。
- 歩いてる。
よっすぃ〜が曲を紹介するとき、「新曲、…………歩いてる」の間がすごく長くて、タイトルを忘れたの?? と、またぐらっと心配する。もっと深い理由が?
- そうだ! We're ALIVE
「努力! 未来!」と、こんなにも明るく歌える人たちは他にいない。どこに向かうかわからないままにひたすら努力して、未来を強く信じる。それが私の好きなモーニング娘。で、そのなかで誰より長く過ごしてきた吉澤ひとみという人なんだ。
次は八期が入って、また人数が変わる。どんな未来でも、成長していくよっすぃ〜を見ていることができますように。髪の毛が短くてやせて筋肉もついていて、すごく恰好よかった。今のよっすぃ〜がすごく好きだけど、また髪を伸ばしても染めても太ってもいいから、どんどん変わっていってね。梨華ちゃんみたいに挑んでいってね。
もう少しうまく歌えるようになりますように……。