純粋な瞬間をあなたは知ってる

よっすぃ〜がバレーボールをやっていたのは、私にとって大きなこと。
「すごく厳しい部活で、笑顔なんていっさい出ないようなそんななかで真剣にスポーツに取り組む環境にいた」*1よっすぃ〜は、モーニング娘。に入るまえに「本当に必死になること」*2を知っていた。
歌とダンスという決して得意ではなかったものを始めて、周りと競いあうように成長してきたわけだけど、ふっとした瞬間に見せるスポーツの能力は他のメンバーにはとうていかなわない。越川優選手とパスの練習をして「ふつうにうまい」といわせ、得意がることもないよっすぃ〜に、私は茶道部の亀井さんとともに「吉澤さんかっこいい〜」と悶える。
ひとりで確実に積み重ねてきたものにひかれる。あの笑顔の奥にはたとえば厳しい練習の記憶も確実にあって、他の人と分かち合わないひとりの苦労を知っているよっすぃ〜だから、笑顔も本物の価値があるように思える。