ミュージカル「リボンの騎士」DVD

 一刻も早く仕事に出かけなきゃいけないのにぐずぐずしていたら電話。「ペリカン便です。アマゾン様から荷物が届いているのですが、住所を確認したくて……」このあとしばらく家をあけるので、と言って事務所に取りにいく。
 待ちに待ちに待ったDVDがついに手元に。あいにく今はヤッターと喜べる気分じゃない。何度も見たジャケットをまた眺めて、くじけまいと出かける。
 仕事から帰ってビニールを開ける。開くと女の子の写真がいっぱいで、キラキラしていて、子どものおもちゃみたい。同封の冊子もホチキス止めで、まんがの付録みたい。
 特に騒ぐこともなく写真を見ていって、LOVEマシーンの羽根にぐっときた。よっすぃ〜が完璧な形をしている。このままお人形にして飾っておきたいわ。
 次のページの美勇伝もゴロッキも「いいね」って元気が出る写真だけど、一番下のみきよしはすごい。よっすぃ〜がまたすべてを帳消しにする笑顔を見せてくれている。笑いすぎじゃない? って言いたくなるほどで、こういう顔ができるよっすぃ〜が好きだ。
 さらに次のページの、優しくまこっちゃんを引きよせるよっすぃ〜に、またやられる。そうだよねえ、こんなふうに手を握られたら私だって泣いちゃうよ。
 最後はよっすぃ〜が主役のようだった。たった2枚だけど、他とは異質な2枚だった。一方で、名実ともにゆるぎなく本物の主人公だった愛ちゃんにもあらためてうたれた。「よしあい」はいまいちわからないけど、案外ここから始まるかも(私のなかで)。