Hello! ヨッスィー(2)

まったく本質的でない話です。
「小さな頃の吉澤は“風”と言われていました」
というのに、ぷっと笑ってしまった。「風」って、子どもにつけるあだ名だろうか。台風とかつむじ風ならわかるけど、「風」って、子どもにしては速すぎるような目に見えなさすぎるような。親戚のおじさん、その大ざっぱさは家系? と、また勝手に決めつけたくもなり。
なのに本人は
「吉澤もモーニング娘。に入って、「個性ってなんだろう」と悩んだこともある。そんな時、“風”と呼ばれた自分の原点を思い出したんだ」
とまで言ってる。「風」が原点じゃあ……とらえどころがないはずだ、私が煙に巻かれっぱなしなのもしかたがない……と悟る。
で、「風」といえば「22才の別れ」ですよ。
前奏のさみしいギターが好きだ。字余りでものすごく歌いにくいのも好きだ。「22歳の私」より「22才の別れ」が(歌としては)好きだ。
よっすぃ〜も22歳だ。意識したことはなかったけど、一般的にもわりと出会いと別れの年なんだな。これからは好きなように吹き荒れてくださいというしかない。私は別れないから。