みたびよたび、平成レボリューション 〜バックトゥザ・白虎隊〜

もうチケット誰かにあげちゃおうかと思うくらい気が乗らなかったのですが、昼みたらやっぱり楽しかった。物語も主題も無視して、聞き苦しい台詞に耳をふさげば、ひとつひとつの場面(というより、場)は愛せる。いとしくなってきた。
よっすぃ〜の後ろ姿っていいよね。最初の電車の場面、初めてみたときはいることに気づいてなかったけど、二度目以降はしっかり見てる。振り向くか、まだ振り向かない、柴ちゃんが大変、呼んでるよ、早く! と思いが高まった瞬間、ざっと向き直って痴漢をつかまえてくれる。音楽ガッタスのPVを思わせる。
続く剣舞でも、背を向けて両腕をまっすぐ頭上に挙げていくところが一番好き。弧をえがく腕のかたち。きれいだよう。
場面として好きなのは、メイド登場からの部屋の場面。階段でのハミング(今日の夜はハピサマ、昼は?)、フットサル(今日は初ゴレイロ?)、電話の盗み聞き、「一分だけ休ませてくれ」、牛乳へのつっこみ。見どころ満載。というかこんな見どころしかないんだけど。こういう普通のかわいいよっちゃんが見たいだけなのに。
あとは長台詞ばっかりで。やたらいろんな人に説得してまわるわけだけど、いつもちょっと前屈みになってるのが気になる。細いからよけいに。身長のせいかなあ?
そして待ちに待った「保科家におじゃましてます」メールが届いて、里田マン登場! 何度みても笑える。よっすぃ〜と並んで立っているのも、今さらだけど、いいねえ。こんな親友いいねえ。包帯にも何度も笑う。
最後の「ならぬことはならぬものです」のあとでよっすぃ〜の顔に向かってライトが絞られていくところ、昼はほぼ顔だけになるまでみんな静かに見ていたんだけど、夜は台詞を言い終わったらすぐ拍手が起こって、よっすぃ〜が嬉しそうに歯を見せて笑ってくれた。ニカっと。チェシャ猫のようだった。