2007、モーニング娘。時代

年末年始も休まない仕事をしていて、年の区切りなんてほとんど壊滅しているけれど、2006年と2007年のあいだには厳然たる違いがある。
いうまでもない。
だって1月2日だよ? 思いっきり新年だ。そう、区切りは5月6日じゃない。気持ちが切り替わったのは、お正月のうちだった。
話題はともすればみっつぃやジュンリンに流れていき、本人だってそれでいいと思っていたんだろうけど、SEXY 8 ビートが始まってからは、毎回「5月6日でモーニング娘。を卒業することになりました」って自分で話していた。
SEXY 8 ビート。
最初に申込書を見たときは恥ずかしすぎて情けなくなったツアータイトルなのに、この上なく愛おしく響くようになってしまった。(秋に参加した人たちにとっては、ボンキュッ!も愛おしいんだなあ。不思議。私も一回だけ行ったけど)
何か、本当に一緒に歩いているような気がしていた。行けなくても「今日は長野でやってるな」って思ったり。夜行バスで遠くに行っても、ちゃんと迎えてくれて。よっすぃ〜に会いに行く私に、他のメンバーも付き添ってくれて。
途中で『Hello! ヨッスィー』が発売されたのもうれしかった。早朝の名古屋のファミレスで読んで、手紙を書いたり。あの本のおかげで会場に絵が飾られた。亀Tも。そういうのを全部含めた、春のツアーだった。
ハロコンじゃなくて娘コンでの卒業だと、単純にそこまでの公演数が多いのがいい。一回ずつ積み重ねていける。いろいろ気が散る要因はあったけど、最後の大仕事をやりきった、と思えるさいたまスーパーアリーナだった。