2007、ソロ時代

ソロといっても本当にソロで見たのは「何日君再来」くらいで、あとはテレビで、もはや「音楽ガッタス時代」といった方が正しい感じだ。
ともあれテレビに「吉澤ひとみ」の名前で出るようになって思ったのは、やっぱり吉澤さんは顔がすべてなんじゃないの? ということ。恰好よくて頼りになって、スポーツ大好き、でもお勉強は苦手です、というキャラは番組の端っこで笑っているだけでは伝わってこなくて、結局は「今日もよっすぃ〜かわいかった」しか感想がなくなる。もしかわいくなかったらどうなの?
求められているのはきっと笑いでも歌唱力でも演技力でもなく顔だから、充分こたえているんだけど。広くお茶の間に知らしめるべきキャラクターだと思っているわけでもないけど。あんなにいろいろかいくぐってここまで来たのに、一瞬の印象を決めるのは生まれながらの目鼻立ちなのか、と考えるとちょっとさびしい。
「世の中ね、顔かお金かなのよ」(回文)
「そうじゃないわ!」と、うそでも言ってくれるのがモーニング娘。ですから。(うそだけどさ)吉澤さんもそんなストーリーを、また描いてください。